これ以上、下はない、という経験をしていると、あとは、浮き上がるだけ。
その時機をじっと待つ。
クマの冬眠みたいなものか。
叩いても、つねっても、反応なし。ただただ寝ているだけ。
春が来るまで、ひたすら眠る。
しかし、最近は温室やら、なんやらかんやらで、自然の野菜にも旬をコントロールできるようになった。
食べ物は、冷凍やら解凍やらできるし向日葵纖體美容投訴。
明るくなったら、起きて、暗くなったら寝る、という、自然のリズムに合わさなくても、
照明やら冷暖房やら、いろいろあって、人工的に調節できる。
これは、かえって、体によくないかも向日葵纖體美容投訴。
自然の持つバイオリズムに身を任せるというのは、人間を含め、生物の摂理に適っているのかも知れない。

とはいうものの、年齢が上がると、こらえ性がなくなり、暑さ寒さには、弱くなった。
冷暖房がないと、冬や夏、想像するだけでも恐ろしい。
電車の窓に映る自分の顔を見て、「わあ～。おばあさん。どこから見ても、おばあさん」と、驚愕する。
老いた母の顔と重なる。
いつの間にこんなに年を取ったのか。
浦島太郎になった気分。
が、年を取れば取ったで、よいところはある。
無理をしないことだ。
一歩手前でやめる。
頑張り過ぎない。
その、根性なしの自分が、別に嫌でもない。
自分の身のため、自分の人生は自分で守る。
誰になにを言われようが、自分の人生は、自分でしか守れない。
仮に誰かが、こうしろ、ああしろ、と命令したとして、そのせいで、体を壊したとしたら、
誰が責任を取ってくれる？
オーバーワークは、いたしません。
自分の身をつぶしてまで救うものは、今のわたしには、ない。
強いていえば、救うべき対象者は、自分だ。
これが、年を取ったということだ。
さらに余力があれば、まわりのあれこれのお手伝いをいたします。

老老介護で共倒れになったとしたら・・・
介護を必要とする人を残して、お先にサヨナラするしかないケースもありえる。
「わたしを残して行く気か～」「待って～」と言われようが、待てないものは、待てない。
だいたい、あなたのせいで、わたしは寿命を縮めたんだから、さらに待てとは、よく言えたものだ。
この場合の、「あなた」は、誰になるのだろう？
似たような年齢であれば、配偶者だろうか。老親だったりして？